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学ぶ楽しさと思考力を育てます

​幼児が就学前に身につけるべき学習内容を、子どもの発達段階に合わせて、オリジナルのカリキュラム・教具・教材を用いて、子どもの思考力を高めます。30年以上、幼児にふさわしい基礎教育を研究と実践を繰り返してきたこぐま会の幼児教育が台湾で受けられるようになりました!幼児教育は受験のためのものではありません。何よりも、学ぶ楽しさを知ること、意欲を持って取り組む姿勢を身につけることを大切にします。これが子どもの思考力を育てることにつながり、小学校進学後に教科学習を高いレベルで理解できるようになるのです。「勉強が大好き!」と笑顔になるお子さまを、こぐま会で育てませんか?

【このような方を対象とした教室です】

●就学準備をする年長さん

●インターや現地の学校にお通いで、日本語の学習環境をお子さまに用意したい方

●小学校受験をしたい方

●思考力を育てるという理念に共感していただける方

教室は、MRT忠孝復興站の3番出口すぐです。

こぐま会 3つの教育理念

幼児にはもともと自らの知的能力を発達させる力が備わっており、日常生活はまさに学びの連続です。こぐま会では、そんな日常生活にある学びの機会を教室に再現し、小学校の教科学習につながるよう系統化したカリキュラムを、幼児期にふさわしい学習方法で指導します。

教科前基礎教育

小学校入学以降に始まる教科学習を支える考え方の基礎を、子ども達の生活や遊びにテーマを求め、発達段階に見合った内容と方法で指導します。「早期教育」(例えば、幼児のうちから小学生で学ぶ読み・書き・計算を教える)という考え方とは異なり、教科学習を学ぶ前に学習すべきことを、幼児期にふさわしい方法で学習します。

事物教育

幼児期の教育方法の基本は、事物に対する働きかけを、どこまで保障してあげられるかということに要約されます。知識や計算技法を教え込むだけという形式主義的な教育では、子どもたちの主体的な働きかけを最大限ひきだすことはできず、論理的な思考力を育てられないと私たちは考えます。こぐま会では、指導する内容にあわせ、できる限り具体物を用いた授業をおこないます。すべての学力の土台を形成する幼児期に必要なのは、ものに触れ、働きかけることを通して「認識を育てる」教育であり、事物を見て、触って、考えるというプロセスを経て、「試行錯誤する力を育てる」教育なのです。

対話教育

幼児期の子ども達の教育では、文字を読ませたり書かせたりする前に、指示を聞いて問題を考えたり、考えたことを言語で説明したりすることを基本とします。特にペーパーワークでは、「できたーできない」で子どもの能力を判断しがちですが、できても、できなくてもどのように考えたかを言語化させることによって、子どもの思考のプロセスを把握し、適切なアドバイスをすることが必要です。「言語を通して思考を育てる」ためには、対話教育を実践することが大変重要になってきます。

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6領域

教科前基礎教育の内容に当たるのが6領域です。小学校から始まる教科学習の基礎づくりをおこないます。例えば、算数ならば「計算」の前に「数概念」の育成、国語ならば「読み・書き」の前に「聞く・話す」力を育てるということになります。この6領域の学習が、思考力を育てる基礎体験となるのです。

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未測量

量を土台にして数概念を学びます

 大きさ・多さ・長さ・重さそれぞれを比較する方法や、量の相対化(比較する対象を意識し、関係の中でとらえること)、量の系列化(ものの順番を表すための順序数の考え方)を学びます。

位置表象

視点を変えてものを見る目を育てます

上下・前後・左右といった基本となるものの位置関係を正確に捉え、表現できるようにします。そして、自分とは異なる場所・方向からの見え方を「地図上の移動」「四方からの観察」で学習し、他者の観点からも同じことができるようにします。

四則演算の基礎を身につけます

「ものを正しく数える」ことから始め、「同数発見」「数の構成」につなげていきます。また、数の比較である「求差」や、生活の中で子どもたちが自然におこなっている「等分」「分離量」などを生活場面に即して身につけます。

図形

図形感覚(平面・立体)を高めます

 平面・立体、それぞれの基本的な図形の特徴を捉えることから始め、形の見くらべ、正確に描き表す練習、構成・分割などを通して、イメージする力をつけていきます。

言語

聞く力・話す力を養います

「読む・書く」の前提として「聞く・話す」力は重要です。人の話や絵本・紙芝居を正確に聞きとる力を身につけるとともに、日常の生活体験に根ざしたお話づくりを行います。また、同頭音・同尾音、しりとり、反対言葉など、言葉遊びを通して日本語学習の基礎を身につけます。

生活 他

認識能力を育てます

生活の中における物の属性や、物と物との関係性を把握し、ものごとの理解を多面的に深めていくことが、すべての学習の土台になります。入学後の「生活科」につながる、理科的常識や社会的常識を中心に学習します。

身体全体でかかわる活動

集団でのごっこあそびなどを行います

「勉強」というと、まず問題集やドリルなどが思い浮かぶと思います。しかし幼児が興味をもって自ら取り組もうとするのは、五感で感じることのできる対象です。授業でも、まず遊びや生活の場面を再現し、ごっこ遊びなど身体全体を使う活動から始めます。自然なかたちで学習をスタートさせることで、積極的に取り組む姿勢が生まれます。

事物を使った試行錯誤

机の上で教具・カード教材などを操作します 

「事物を使った学習はやさしくて、ペーパー問題は難しい、だから一刻も早く過去問に取り組みたい・・・」という方は非常に多いと思います。しかし、ペーパーのみの学習では本物の学力は絶対に身につきません。物事に働きかけ試行錯誤する中で、ものの本質や関係性を学んでこそ、その経験がペーパーで問われた時に活かされ、考える力が要求される難問を解くことができるようになるのです。実際、事物を用いた試験を行う小学校では、ペーパーよりも難しい課題が多く出されています。答えの根拠の説明まで求められる、ということもその難しさのひとつですが、むしろ事物を使って質問されるからこそ、本質的であり、難しいと言えるのです。

対話・ペーパーで理解の確認

考え方、答えの根拠をはっきりさせます

身体や手を使うことで充分に深まった理解を、最後にペーパーワークで点検します。しかし、ペーパー上の問題は、本当に理解していなくても、技術的な方法で、または偶然解けてしまう場合が少なくありません。そのため、正しい考え方で解いたのかを確かめるために、こぐま会ではどんな課題においても「なぜ、そうなりますか?」と質問し、答えの根拠を説明させるようにしています。このとき、頭では理解していても、言葉にならない身振り手振りというのがあります。これも、言語化への過程の重要な一段階として評価しています。大切なのは、本当に理解させること、分かったつもりにさせないことです。

3段階学習法

こぐま会では、(1)身体全体を使う活動、 (2)手を使い事物に働きかける個別学習、 (3)認識を定着・発展させるペーパーワーク、という3段階で授業を行っています。同じテーマの学習を3段階で行うことによって、イメージ化・内面化といわれる大切な学習プロセスを保障し、幼児期の最大の課題である「具体から抽象へ」の橋渡しを実現しています。幼児が物事を理解する道筋にみあった指導方法が、こぐま会にはあります。

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